悲しすぎる「Zガンダム」
ファーストガンダムはもちろん好きだが、うつな自分にしっくりきたのは「Zガンダム」だ。
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: Prime Video
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なんといっても暗い!
暗すぎる!
物語しょっぱな主人公カミーユの母親はカミーユの目の前で殺される。
立て続けに父親も目の前で殺されてしまう。
これだけでアニメにしては衝撃的すぎるのに、そんなカミーユに対しての周りの大人たちの冷たさといったら!
泣き叫ぶカミーユに慰めるどころか、男のヒステリーはみっともないと一喝するエマさん。
慰めようとしてるのかなんなのか、突然自分の話をするシャアことクワトロ大尉。
でも早々に食事にいっちゃう2人…。
初めて見たときも衝撃だったけど、今見てもやっぱり衝撃。
でも戦争ってこうなのかも。
「遊びでやってんじゃないんだよー!」
「何故そうも簡単に人を殺すんだよ!死んでしまえ」
最終的に精神崩壊しちゃうカミーユ。
ココロがもたないよな。
視聴者からは主人公らしくないと、否定的な意見が多かったという。
でも富野監督は「近年ではカミーユのように感受性が強く、激情的で不安定な子供もいる」と、社会的な現象に言及。
これが35年前の作品というのにまた驚き。
こういう激情的で不安定な人って子どもに限らず、ここ数十年でかなり増えたよな。
富野監督すごいッス。