とりあえず死ぬ準備を始めてみる。終活のはしり。
死にたいと考えるとやっぱり身の回りは自分で整理しておかなくちゃと思う。
手紙とか日記とかあとから見つかったら恥ずかしいことこのうえないし。
今でいう終活をもう15年くらい前に始めていた。
私ってば流行の最先端だ。
逆に終活始めて15年生きてるなんてすごいなぁ。
とりあえず、手紙とか手帳は全部捨てた。
いつか使うかもなんてとっておいた、ショッピングバックとか、雑貨、小物類も捨てた。
いつかなんてものはない。
服も何年も着ていないもの、ちょっと洒落たパーティー用の服なんかも全部捨てた。
片付けていて一番気持ちが嫌になったのは写真。
小学生とか、中学生の無邪気な無垢な自分、高校生の何でも楽しいみたいな自分、そんな自分の姿を見るのが辛かった。
もうこんな純粋な自分には戻れない。
辛くなって悲しくなって、2冊だけ残して残りは全部捨てた。
1冊は親が作った誕生から半年くらいまでのアルバム。
さすがにこれはちょっと捨てれなかった…。
もう1冊は成人式の振り袖の写真。
写真屋さんで撮ったものだからこれもこっぱずかしいけど、親を思うと捨てれなかった。
なので、あるのは誕生~成人~そして免許証の写真くらい。
だから何かあったとき(犯罪とか事故とか?)、どっかの誰かが中学とか高校の卒業アルバム提供するんだろうなぁーって思うとほんとやめてほしい。