チャンス到来！難病を発症！？生死をわけた3日間。～1日目～

数年前、この時も職場が合わずストレスをかなり感じていた。
職場のみならず私生活もうまくいかず、死にたい、消えたいと常に思ってイライラする毎日。

でもやっぱり死ぬ勇気がないから、通り魔に合わないかなとか車に轢かれないかなとか、そんなことばっかり考える。

できれば即死でお願いします。なんて。

それでも仕事はしっかりやる。
笑顔で接客するし、後輩の面倒もみる。
(ここが真面目)

でもやっぱり自分の身体は正直で、ある朝起きたら
38度の熱があった。
急には仕事が休めないので、とりあえず出勤。
(やっぱり真面目)

お昼にはもう39度近くになっていたので、午後から早退。
とりあえず市販の風邪薬飲んでポカリ飲んで寝る。

翌日も熱下がらず。
その次の日も、その次の日も下がらず。

病院が大嫌いなので、家族に半ば無理やり意識朦朧で病院に連れていかれる。
点滴と抗生剤で一時熱は下がるものの、結局また熱があがるを繰り返すこと2週間。

その間色んな検査をするも病名特定できず。
さすがに40度越えてたんで、幻覚とかみる。
目を閉じるとずっとパソコンのスクリーンセーバみたいな意味のない映像が繰り返し映る。

衰弱していく意識の中で、あぁ願いが叶った。
若くして病気で死ぬ。
誰にも迷惑かけない理想の死に方だ。

なんて思っていたら、とても珍しい難病の可能性があるから専門病院に移送します。と言われ救急車に乗せられる。

家族の話によると、運び込まれた時何やらすぐに処置をされて、これで3日たっても熱が下がらなければ覚悟してください。と言われたらしい。
(この時私は意識不明の状態)

あと1歩のとこまできてたんじゃないか！
(両親ごめんなさい)

２日目に続く。